佐賀県嬉野市にある「きたの茶園」は、化学肥料・農薬・除草剤に頼らないお茶の栽培、有機栽培を始めて約35年。
土づくりを第一に考え、25 年ほど前より微生物を利用した有機農業を行っています。

有機農業とは、自然の調和を大切にして、化学肥料や農薬に頼らず丁寧な土づくりをすることで、そこに生息する多様な生きものと共生しながら行う農業のこと。肥料は独自の方法で、地元嬉野にある水飴絞りカス・米ヌカ・おから等を、微生物で発酵させ熟成した自家製の発酵有機肥料のみを施肥しています。

材料は、全て食品からできており、人が口に出来るものをお茶の栽培に生かしています。
農薬を使わない代わりに、よもぎ・ドクダミ・杉・松・とうがらしなどの薬草とされる身近な天然野草を微生物で発酵させ、一年以上発酵熟成させた自家製発酵液を散布しています。この発酵液は、自然由来なので人の肌につけても、かゆみなどをやわらげたり、ツルツルすべすべになるなど、いろいろと効果があるようです。

お茶の生産や自家製の発酵資材に使う水も独自の方法で加工した軟水を使用しています。
全ては、お茶がお薬(漢方薬)とされていた時のような効能を引き出したい、安心して美味しく飲んで頂きたい、心と身体にやさしく美しいお茶でありたいという思いからだそうです。

ぜひ、きたの茶園の有機栽培茶をご賞味ください。